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X線CTの三次元画像で作ったリアルに中まで見える3D積層フィギュアのネットショップ

3D積層フィギュアを色々な方向から見てみる(ネジ)

こんにちは。ミケオです。

 このフィギュアを見た人からは、「レーザーで彫ったのですか?」「3Dプリンターで作ったんですか?」「ダンゴムシの標本?」とよくきかれます。

確かに、そう思いますよね。紫色のダンゴムシはミケオが知る限りいないと思うけれども、それくらいリアルに見えるフィギュアだということだね。うれしい反応。

でも、3D積層フィギュアはちょっと違います。

 今回は、商品名の「積層」が意味するところを、5つの方向からみた画像でお話しようと思います。

背中(表)

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ダンゴムシの特徴であるドーム状の背中がよく見えます。

透けて見える赤みがかった陰はダンゴムシが食べたものらしいです。

腹(裏)

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茶色に塗られた部分が脚です。7対生えていますね。もぞもぞ動かして地面を移動しているのでしょう。緑色に塗られた頭部には2本の触角がついています。

横(長辺)

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横からダンゴムシを眺めるとこんなかんじ。

実は、このフィギュアは10枚のパネルを積層することで立体的に見えるように作っています。パネルには一枚ずつ異なるダンゴムシ断層画像がプリントされています。

断層画像とは、ダンゴムシX線CTスキャナで撮像して出来た輪切りの画像のことです。

頭部を上から(短辺)

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頭部を上からのぞくとこんなかんじ。ここからもパネルが積層していることがわかると思います。パネルは等間隔に重ねて、2本のネジで固定しています。

最後に少し斜めから

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いかがですか。

平面のパネルを積層しているとわかっていても、実物のダンゴムシが封入されているように見えませんか。この断層画像つきのパネルを積層して立体的に見せている特徴から取って、3D積層フィギュアと命名されました。

見る角度によって見える姿がかわる3D積層フィギュア、お手元で確かめてみてください。

ミケオ

次回は6/17更新予定